インタビュー

INTERVIEW.01

「娘には食物を大切にする気持ちが、少しでも培われてくれればと思っています。」

インタビュー:緑川岳志さん ファミリー
ー今回のイベントにご参加されていかがでしたか?
緑川 「部位に分けられた食材を購入したことに慣れてしまったので、鶏自体の大きさも感じることがなくなり、生活していました。そんななかで、相対的に、大きさを知ることができたのがまず参加した一番の成果です。」
ー相対的に大きさを知ることができたという事ですが、普段何気に食べていた部位としての鶏肉を一羽俯瞰で感じとれた印象は?
緑川 鶏肉の全体の大きさと比較して、私個人的な感想で言えば、正直「もも肉」が大きいということがわかりました。それから「ささみ」も大きいことがわかりました。胸肉と手羽先がかなり小さいと感じました。
今回、そんな鶏一羽をどうやって解体するかが知れたので良かったです。丸ごと一羽グリルにして、どこを切ればいいのか…わからずだったので。
ホールでグリルした一羽丸ごとを食卓に並べると、皮とモモだけが先になくなり、ささみ〜ムネ肉が残ってしまうんです。僕自身がさばけないので、今回勉強になりました。
地鶏の方がブロイラー若鶏に比べて
脂が少ない印象。
ー野外でアウトドアクッキングの際に地鶏を購入されるとの事ですが、
何か理由はありますか?
緑川 「地鶏のほうが、脂が少ない印象で買ってます。肉のディスカウントショップで一羽丸ごと買ったこともあるのですが、脂が多すぎて、焼いているうちに旨味(脂?)がどんどん流れてしまいました。地鶏の場合は、しっかり身に(肉に)脂がほどよく定着しているので、焼いても旨味が閉じ込められています。」*写真は緑川さんからご提供いただきました。
鶏肉は生臭さが残ると、
料理がすべてダメになるんですよね。
ビアチキンは、実家に行ったときにみんなで作るくらいです。時間がかかるので、頻繁に作れないですが、火加減が難しいですね。炭を一旦、白化してから、炎がなくなった状態からスタートなんですよね。
ー鶏を一羽まるごと料理する方って、そうそういないと思うのですが、(トリ風土的にはありがたい存在(笑))一羽まるごと料理をし始めたきっかけってあるんでしょうか?
これは正直に伝えますが、一羽丸ごと鶏を使うようになったのは、娘に「丸焼き」を知ってもらいたかったという背景があります。人が生きるために、他の生命の命を頂戴している感覚をつかんで欲しいというものです。

本当は豚の丸焼きがベストなのですが、さすがに大きすぎるので、最適なサイズの食肉となると鶏しかないのです。食物を大切にする気持ちが少しでも培われてくれればと思っています。

ーこれまたトリ風土的にはありがたいお言葉!(笑)楽しみですね。子供の成長。世界の未来ですね。ありがとうございました。